ダービー敗戦で降格圏転落のエバートン…ランパード監督は判定に不満「サラーならPKだった」

 エバートンのフランク・ランパード監督や元リバプールのジェイミー・キャラガー氏は、“マージーサイド・ダービー”で起きた疑惑の判定に言及した。

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 プレミアリーグ第34節で勃発した“マージーサイド・ダービー”は、後半にアンドリュー・ロバートソンとディボック・オリギがゴールを挙げ、リバプールが2-0で快勝した。試合ではエバートンのアンソニー・ゴードンが前半と後半にペナルティエリア内で倒されるものの、スチュアート・アトウェル主審の笛は鳴らず。キャラガーはゴードンについて、「彼は地元の選手で、彼の友人や家族も知っている。今日のピッチでベストの一人だったし、リバプールに大きな問題を起こした」とコメント。「ここ3〜4試合で彼は相応の報いを受けていないね。後半のシーンではPKを阻まれてしまった」と伝えている。

 またランパード監督は、アトウェル主審がPK判定を下さなかったのはアンフィールドの雰囲気が影響していると主張。「後半のあれはPKだった。もしサラーだったら、PKを取っていたと思う。だがそれがサッカーの現実だ。リーグ上位に位置するクラブでプレーした事があるが、観客の後押しがあればそうでないクラブよりも多くのものを手に入れる」と揶揄した。

ランパードが疑惑のPK判定に言及 Photo Clive Brunskill

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