カブレラ、フランス、ベリンジャーが開幕3週目の週間MVPに選出

日本時間4月26日、開幕3週目の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはミゲル・カブレラ(タイガース)とタイ・フランス(マリナーズ)が同時受賞、ナショナル・リーグはコディ・ベリンジャー(ドジャース)が選出された。カブレラは2016年10月以来キャリア16度目の受賞で、タイガースでは昨年4月のスペンサー・ターンブル以来。フランスは初受賞で、マリナーズでは昨年7月のミッチ・ハニガー以来。ベリンジャーは2019年4月以来キャリア4度目の受賞で、ドジャースでは昨年10月のトレイ・ターナー以来となった。

カブレラは日本時間4月24日のロッキーズとのダブルヘッダー第1試合でメジャー史上33人目の通算3000安打を達成。ベネズエラ出身の選手としては初、アメリカ国外出身の選手としては7人目の快挙達成となった。通算3000安打と500本塁打の両方を達成しているのは、カブレラを含めてメジャー史上7人だけ。ア・リーグでは1974年、ナ・リーグでは1973年から週間MVPの表彰がスタートしたが、キャリア16度目の受賞はマニー・ラミレスと並ぶ歴代最多記録となった。

フランスは6試合に出場して打率.500(26打数13安打)、1二塁打、3本塁打、10打点、出塁率.552、長打率.885、OPS1.436の好成績をマーク。打点、出塁率、安打、得点(7)、塁打(23)はいずれもリーグ1位、打率もリーグ1位タイだった。日本時間4月24日のロイヤルズ戦では6打数5安打1本塁打5打点の大活躍。1試合で5安打以上かつ5打点以上は球団史上4人目の快挙だった。また、翌日の試合でも5打数3安打1本塁打2打点を記録。2試合合計で8安打以上かつ2本塁打以上は球団史上3人目となった。

ベリンジャーは6試合に出場して打率.304(23打数7安打)、2二塁打、1三塁打、3本塁打、7打点、出塁率.304、長打率.870、OPS1.174をマーク。日本時間4月25日のパドレス戦で今季自身初となる1試合2本塁打を記録した。開幕15試合で7度のマルチ安打を記録し、今季ここまでOPS.915をマーク。4本塁打、32塁打、長打率.582は現時点でチーム1位の数字となっている。

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