空き家の連続不審火で警察や消防が警戒 福山市多治米町

福山市で空き家の不審火が相次いでいるのを受けて、警察や消防はパトロールを強化するなど警戒を強めています。

26日は南消防署の消防車が、不審火が相次いだ福山市の多治米町付近をパトロールしました。

この不審火は木造平屋建ての空き家が並ぶブロックで、そのうち1棟が19日に壁の一部が焼け、翌日には全焼する火事が発生。

その3日後には隣の空き家でも室内の一部を焼く火事が発生しましたが、現場には火の気はなく警察が放火の可能性と3件の関連を調べています。

南消防署予防係 吉岡祐典係長「住民の人が不安になりますので、消防車両を見ていただいて安心していただくとあわせて、消防として地域を警戒しているんだとアピールをかねて回っています」

福山市によると空き家については2015年に地域の人から相談を受けていて、今回の火災を受けてあらためて指導していくとしています。

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