大一番でパネンカ披露のベンゼマ「自信があった」

 レアル・マドリードのカリム・ベンゼマは、大一番でパネンカを選んだ理由を口にした。

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 UEFAチャンピオンズリーグ準決勝でマンチェスター・シティと対戦したレアルは、開始早々から失点するなど終始リードを許す展開に。4失点を喫する苦しい状況の中、82分にPKを獲得するとキッカーを担当したベンゼマがチップキックでゴールに沈める“パネンカ”を披露。直近オサスナ戦でPKを2度失敗していただけに、大一番で鉄のハートを見せつけた。

 今シーズン41試合で41得点と驚異的な数字を叩き出すベンゼマは試合後、PKの場面を振り返り「“PKを絶対外すことはない”といつも頭の中で考えている」とコメント。「それは精神的な自信で、自分に自信があるからいい結果が出るんだ」と伝えている。またカルロ・アンチェロッティ監督も、「最後の2本のPKが良くなかったから、彼は変わったんだと思う。パネンカを選び、強い個性とキャラクターを示してくれた。CL準決勝でこんなPKを決めるなんて、簡単ではないよ」と称賛した。

ベンゼマがパネンカを選んだ理由語る Photo Chris Brunskill/Fantasista

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