ヤンキースが打撃戦を制す リゾ3本塁打、ジャッジは誕生日アーチ

【オリオールズ8-12ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースは30歳の誕生日を迎えたアーロン・ジャッジを祝うかのように打線が爆発。アンソニー・リゾが1試合3本塁打の大暴れを見せたほか、ジョーイ・ギャロ、そしてジャッジ自身にも本塁打が飛び出し、5本塁打を含む13安打12打点の猛攻でオリオールズに勝利した。ヤンキース先発のルイス・セベリーノは7回途中3安打4失点で今季2勝目(0敗)をマーク。オリオールズ先発のジョーダン・ライルズは今季2敗目(1勝)を喫した。

ジャッジの誕生日に行われた一戦でヒーローとなったのはリゾだった。3回裏に先制の6号3ランを放つと、5回裏に7号2ラン、8回裏に8号ソロとアーチを連発し、自身初の1試合3本塁打を記録。今季8本塁打は両リーグ最多の数字となっている。4回裏にギャロが1号ソロ、7回裏にはジャンカルロ・スタントンがタイムリー、グレイバー・トーレスが3点タイムリー三塁打を放ち、ジャッジの誕生日を祝福。そして、8回裏にはジャッジ自身にもバースデー・アーチが飛び出した。

投げては先発のセベリーノがオリオールズ打線を5回表二死までパーフェクト、6回表一死までノーヒットに抑える好投を披露。6回表一死から連打でピンチを招いてアンソニー・サンタンデールに2号3ランを浴び、7回表先頭のルーグネッド・オドーアに二塁打を許したところで降板したが、先発の役割を果たし、今季2勝目を手にした。故障により過去3年間で7試合しか投げられなかったセベリーノだが、今季は4先発で2勝0敗、防御率3.32と上々のスタートを切っている。

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