大石知事と若者がオンライン意見交換 「長崎県民車座集会」初会合

若者と議論を交わす大石知事(左)=県庁

 若者らが長崎の将来を語り合う5回目の「NEXT長崎ミーティング」(県主催)を兼ねて、大石賢吾知事が今年2月の知事選で公約として掲げた「県民車座集会(仮称)」の初会合が26日、県庁とオンラインをつないで開かれた。県内外の学生や社会人、県職員ら計26人と活発な議論を交わした。
 テーマは「夢や希望あふれる長崎県の実現や若者の活躍について」。知事は県庁から参加し、若者とオンラインで意見交換。本県の魅力の効果的な発信方法などアイデアを募った。
 参加者は3グループに分かれて協議。ターゲットの明確化や心に刺さるキャッチコピー、各都道府県へのPR大使配置や1分以内の動画の活用など多様な意見を出し合った。知事からは県民車座集会の名称のアイデアも求められ、「どがんね座談会」「よりよりミーティング」などユニークなネーミングを提案していた。
 最後に知事は「今後も皆さんと直接対話する機会を重ね、先につながるものをしっかり拾い上げていきたい」と述べた。


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