「ドラッグを売り、ゴミ箱の残飯を食べた…」エブラが壮絶な幼少期を振り返る

 元フランス代表のDFパトリス・エブラは、数々の壮絶な経験をした幼少時代を振り返った。

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 現役時代、ASモナコ、マンチェスター・ユナイテッド、ユベントス、マルセイユでプレーした40歳エブラは、自伝『I Love This Game』や『The Players' Tribune』を出版。24人兄弟の一人として暮らしていたエブラは幼少期に恐ろしい体験がトラウマになっていると、イギリス紙『タイムズ』のインタビューで明かしている。

「父親が家を出たあとは全てが混沌としていた。生き残るために何でもしなければならなかったんだ。ドラッグを売った事も、物乞いをした事も、ゴミ箱から冷えたビッグマックを拾う事もあった。今まで話してこなかったけど、子供の頃に性的虐待を受けた事もあった。胸に突き刺さるものがあったから…。でもこれは自分のためではなく子供たちのために話してこなかったんだ」。

「だけど、サッカーが私を救ってくれたんだ。17歳の時にイタリアでプレーするチャンスを得て、自分の部屋にはトラックスーツがあったのを覚えている。ママに電話して、食事を出してくれる人がいて、片方にフォーク2本、片方にはナイフが2本あるんだって報告したよ」。

エブラが壮絶な体験をした幼少時代を回顧 Photo Bryn Lennon

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