麻倉未稀、デビュー40周年アルバムレコーディングに豪華ゲスト陣が参加!

「ヒーロー」や「RUNAWAY」のヒット曲で知られる歌手の麻倉未稀が、デビュー40周年を記念したアルバム『人生はドラマ これからも続く私のヒーロー物語』のレコーディングを都内スタジオにて行なった。

▲左から、麻倉未稀、石井明美、庄野真代、沢田知可子

今回のアルバムは、自身のヒット曲やカバーを含む80年代~90年代のドラマ主題歌14曲が収録。 中でも新曲「The breath of life」(松井五郎作詞、庄野真代作曲)は、これまでパワフルで情熱的な楽曲を歌ってきた麻倉のイメージとは真逆といえるような優しい雰囲気の楽曲で、ふんわりと包み込むように爽やかに歌い上げ、麻倉のボーカリストとしての新たな魅力を感じさせた。

▲左から、庄野真代、石井明美、松井五郎、麻倉未稀、沢田知可子

スタジオには、庄野真代・石井明美・沢田知可子らが「The breath of life」のコーラスレコーディングのために駆けつけた。スタジオはさながら同窓会のように盛り上がったが、一たびブースに入るとガラリと空気が変わりプロの表情に。流石は全員がヒット曲を持つ歌姫たち、百戦錬磨の美声でコーラスを歌唱し新曲に華を添えた。

▲左から、石井明美、つのだ☆ひろ、麻倉未稀

また、「The breath of life」のレコーディングが終わると歌手でドラマーの、つのだ☆ひろがスタジオに到着。持ち前の明るいキャラクターで盛り上げ、石井明美のヒット曲「CHA-CHA-CHA」のコーラスレコーディングへ。1986年のオリジナルリリースと同じくスキャットとコーラスを担当、麻倉未稀が歌う新たな「CHA-CHA-CHA」が誕生した。冒頭の女性のセリフはオリジナル歌手の石井明美によるもの。 40周年について麻倉は、

「気が付けば40年でびっくりしました。5年前に乳がんを告知された時は40周年を迎えられると思ってなかった。でも1年、2年と経つにつれ40周年を目標にしていけば、何があっても乗り越えていけるという思いに変わった。今は世界が混沌としていて、時代ががらりと変わりそうな時。こういう時こそ、何か皆さんに元気になってもらえればと。ハードな曲があったり優しい曲があったり私と同じくらいの年代の方は懐かしく思ったり、もう少し頑張ろう! というような気になっていただけたらと思います」

と語る。

なお、アルバムリリースの前日(7月26日)には、東京のCOTTON CLUBにてアニバーサリー&バースデーライブも決定。このライブには3人の歌姫もゲスト参加予定なので、エネルギー溢れるライブをぜひ生で体感していただきたい。

庄野真代コメント

日本テレビ“THE夜もヒッパレ”のユニットがきっかけでお付き合いが始まりました。未稀さんの印象は…とにかくよく食べる! いつ会ってもパワフルで、周りまで元気にしてしまいます。新曲は私が書きましたが、優しい温かい感じになって未稀さんの素晴らしい才能がすごく光る仕上がりになったと思います。

石井明美コメント

15年以上前、テレビ番組の企画で森川由加里ちゃんと私が加わり『HERO』を3人で歌ったことがきっかけで3人でのテレビの企画を頂きました。地方でご一緒の時などは秘境の温泉に入ったりしたのが懐かしい思い出です。未稀さんには歌手としてのプライドの持ち方や生き方、出で立ちなど全て教えて頂きました。50周年60周年、70周年! お待ちしています。背中を見て私も頑張っていきたいと思います。

沢田知可子コメント

乳がんになられて、誰かの為にいつも親身になって活動している未稀さんを、歌手としてだけではなく人として心からリスペクトしています。未稀さんが勝利の女神で、私は負けた時の癒し。対照的な組み合わせでライブをやったことが思い出に残っています。新曲は、歌詞の世界が未稀さんそのもので、聴いていて嬉しさダダ漏れでした(笑)。

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