あのJクラブも!伝統継承の「V字デザイン」ユニフォーム5選

縦横斜めのストライプ、シンプルな無地系、民族色の濃いもの、果ては意味不明の奇抜なものなど。毎年様々なデザインが登場するサッカーユニフォーム。

なかには少数派ではあるが、毎回のように胸にV字(シェブロン)を刻むユニフォームも存在する。

ここでは、そんなVマークを使い続けるチームのユニフォームをご紹介したい。

ベレス

ベレス・サルスフィエルド 2017-18 Kappa ホーム

サッカー界のV字デザインを代表するアルゼンチンの古豪ベレス。1933年から使用のVマークはもちろんチーム名のベレス(Vélez)に由来するものだが、同時にヴィクトリーの意味も込めている。

ボルドー

ボルドー 2017-18 Puma ホーム

ベレスと同じくサッカー界のV字デザインを代表するボルドー。1938年からエンブレムに使われているVマークは、スカプラリオ(修道士が首から吊るす布)をモチーフとしたもの。ユニフォームのデザインとして完全に定着し継続的に使われるようになったのは、90年代以降のことである。

メルボルン

メルボルン・ヴィクトリー 2018-19 adidas ホーム

本田圭佑が2018年夏から約1年ほどプレーしたメルボルン・ヴィクトリー。エンブレムにも使われているVマークはもちろん“ヴィクトリー(Victory)のV”で、2007年から使用を開始している。ちなみにこのヴィクトリーの由来は、オーストラリアンフットボール(オーストラリア式のフットボール)のチームにあるという。

ブレシア

ブレシア 2002-03 Umbro ホーム

ロベルト・バッジョ、ジョゼップ・グアルディオラなど名選手も在籍したブレシア。エンブレムに使われているV字がユニフォームがトレードマークとなっている。チームの愛称の一つにLe Rondinelle(小燕)があるが、これはVが燕尾に見えるため。

長崎

V・ファーレン長崎 2019 Hummel アウェイ

伝統的とは言えないかもしれないが、V・ファーレン長崎はそのチーム名からVをモチーフにしたユニフォームデザインが数多い。2019年のアウェイキットは、“ずらしのテクニック”とでもいうべきアシンメトリー(左右非対称)のV字デザインが絶妙な一着だった。

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