オリオールズ快勝 前日サヨナラ悪送球の澤村拓一は1/3回を無失点

【レッドソックス5-9オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

オリオールズは先発のジョーダン・ライルズが6回7安打1失点と粘りのピッチングで試合を作り、先制された直後の5回裏に3点を奪って逆転に成功。続く6回裏には一挙6得点のビッグイニングを作ってリードを広げ、9対5でレッドソックスに快勝した。先発の役割を果たしたライルズは今季2勝目(2敗)をマーク。レッドソックス先発のニック・ピベッタは5回途中6安打3失点で開幕4連敗となった。

5回表にフランチー・コルデロの犠飛で先制されたオリオールズは、5回裏にタイラー・ネビンの2点タイムリーとアンソニー・サンタンデールの犠飛で3点を奪って逆転。6回裏にはルーグネッド・オドーアの1号ソロと3本のタイムリーで一挙6点を追加し、9対1と大量リードを奪った。敗れたレッドソックスは8回裏のマウンドに敗戦処理として控え捕手のケビン・プラウェッキーを投入(1回1安打無失点)。9回表にJ・D・マルティネスが2号グランドスラムを放ったが、6回裏の6失点が重すぎた。

前日の試合で10回裏に送りバントを三塁へ悪送球して敗戦投手となったレッドソックスの澤村拓一は、2点ビハインドの5回裏二死満塁の場面で3番手として登板。オースティン・ヘイズをカウント1-1からの速球でライトフライに打ち取り、ピンチを切り抜けた。チームの勝利にはつながらなかったものの、与えられた役割をこなし、1/3回無失点で今季の防御率は2.45となっている。

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