XPONENTIAL会場の中でも大きなスペースを取って展示されていたのが、Aergility社のATLISだ。一見大型のeVTOLという感じだが、驚くべきはペイロード225kg(500lbs)、飛行距離800km(500mile)というその性能だ。
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地元フロリダの企業であるAergility社の担当者に話を聞いたところ、
この機体は離陸時にはバッテリーで離陸しますが、平行飛行では前方のマルチ燃料ターボエンジンのプロペラで航行します。その際、機体横のプロペラがジャイロ効果を発揮することに加え、その回転を利用して発電することでバッテリーに充電しながら飛行します。これによって長時間飛行を可能にしています。 と語ってくれた。
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会場ではスケールダウンした実証実験機が飛ぶ様子がモニターで流されていたが、実機は今後2年ほどかけて完成・販売する予定で、価格は$700,000〜$1000,000くらいになるだろうとのこと。