ティラノサウルスが手ぬぐいに アーバンリサーチと長崎の雑貨店が共同製作

長崎市恐竜博物館のミュージアムショップで人気を集めている恐竜が描かれた手ぬぐい(アーバンリサーチ提供)

 長崎市野母町の市恐竜博物館のミュージアムショップで、ティラノサウルスなどが描かれた手ぬぐい(1265円)が人気を集めている。衣類や雑貨のセレクトショップを全国展開する「アーバンリサーチ」(大阪市)と長崎の風景や文化などをモチーフにした手ぬぐいが人気の雑貨店「長崎雑貨たてまつる」(江戸町)が共同製作した。
 アーバンリサーチは地元企業と共同したオリジナル商品の制作を通して、地域の魅力を発信する「ジャパン・メイド・プロジェクト」を展開。長崎でも2014年から始め、たてまつると共同して出島や亀山社中などをイメージした手ぬぐいを生み出してきた。今作で20作目。

目玉展示のティラノサウルスが描かれた手ぬぐい(アーバンリサーチ提供)

 恐竜手ぬぐいは、たてまつる店主の高浪高彰さん(53)が恐竜図鑑を参考に作画した。2種類つくり、うち縦型のデザインには博物館に展示している恐竜を含む約60種類を描いた。
 手ぬぐいの存在を知った同館が館内のミュージアムショップでの販売を持ちかけ、2月下旬から販売を始めた。高浪さんは「長崎に恐竜がたくさんいたんだと思ってほしい」、長崎のもざき恐竜パークの安達考紀所長(41)は「恐竜博物館を訪れた思い出の一つとして(手ぬぐいの)デザインを楽しんでほしい」と話している。


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