【マリナーズ０－３アストロズ】＠ミニッツメイド・パーク
アストロズは先発のジェイク・オドリッジが７回途中まで89球を投げて被安打４、奪三振３、与四球１、失点０と安定感のあるピッチングを披露。打線は２本のアーチでマリナーズ先発のマルコ・ゴンザレスから３点を奪い、リリーフ陣も無失点リレーを見せ、マリナーズ３連戦の初戦を３対０で制した。好投したオドリッジは今季２勝目（２敗）、アストロズ４番手のラファエル・モンテロは今季２セーブ目をマーク。ゴンザレスは６回８安打３失点で今季３敗目（１勝）を喫した。
先発のオドリッジが要所を締めて無失点ピッチングを続けるなか、アストロズは４回裏にヨーダン・アルバレスの７号ソロで先制。６回裏には新人ジェレミー・ペーニャが５号２ランを放ち、リードを３点に広げた。オドリッジは７回表二死からエウヘニオ・スアレスに四球を与えたところで降板したが、２番手のライン・スタネックが1/3回、３番手のヘクター・ネリスと４番手のモンテロが各１回を無失点に抑え、完封リレーが完成。12勝11敗でマリナーズと並ぶ地区２位タイに浮上し、首位エンゼルスまで2.5ゲーム差に詰め寄った。
通算1987勝で今季の開幕を迎えたアストロズのダスティ・ベイカー監督は、今日の勝利が通算1999勝目。メジャー史上12人目（現役監督ではホワイトソックスのトニー・ラルーサに次いで２人目）の監督通算2000勝に王手をかけた。過去の11人はまだ殿堂入り資格のないブルース・ボウチー（通算2003勝）を除いて全員がアメリカ野球殿堂入り。史上最多の５球団で地区優勝を果たしているベイカーもまもなく殿堂入りの切符を手にすることになりそうだ。
