ハウステンボス「名嘉ボクネン展」1万人突破 福岡の遠藤さんに記念品

1万人目の来場者となり、坂口社長(左)から記念品を受け取る遠藤さん家族=佐世保市、HTB

 佐世保市のハウステンボス(HTB)で開催中の企画展「名嘉ボクネン展-美(ちゅ)ら花、美(ちゅ)ら光-」(HTB主催、長崎新聞社共催)の入場者数が4日、1万人を突破した。1万人目は福岡県春日市の公務員、遠藤憲仁さん(36)の家族。HTBの坂口克彦社長が、花束や風車とバラを描いた作品の複製画などを贈った。
 遠藤さんは、妻の絵理さん(36)、長男の憲真さん(13)、次男の雅仁君(8)の計4人で来場。遠藤さんは「突然のことで驚いた。作品の色彩とHTBの雰囲気がマッチしていて癒やされる」と笑顔で話した。坂口社長は「とてもラッキー。HTBを楽しんで」と祝福した。
 同展は、ハウステンボス美術館を会場に、沖縄を代表する版画家・名嘉睦稔(ぼくねん)氏の作品89点を展示。HTBの美しい建物や花を描いた初公開の作品も飾っている。沖縄本土復帰50周年、HTB開業30周年を記念して企画した。
 同展は入場無料だが、HTBへの入場料が必要。6月27日まで。

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