エンゼルス・ウォードが延長10回決勝アーチ 大谷翔平3打数0安打

【エンゼルス10-5レッドソックス】延長10回タイブレーク@フェンウェイ・パーク

エンゼルスは常にレッドソックスに先手を取られる展開となったものの、3度追いつく粘りを見せ、途中出場のテイラー・ウォードが10回表二死2塁からグリーンモンスター越えの6号勝ち越し2ラン。その後、さらに4点を追加して一挙6得点のビッグイニングとなり、レッドソックスを10対5で破った。エンゼルス4番手のライアン・テペラが今季初勝利(0敗)をマーク。レッドソックス6番手のマット・バーンズに今季2敗目(0勝)が記録された。

エンゼルスは2点ビハインドの5回表にマックス・スタッシが3号同点2ランを放つと、1点ビハインドで迎えた7回表にはアンソニー・レンドンが3号同点ソロ。1点を勝ち越された直後の9回表には二死1・2塁のチャンスを作り、ジャレッド・ウォルシュのタイムリーで4対4の同点に追いついた。そして、9回表から途中出場していたウォードが10回表二死2塁の場面で6号2ラン。レッドソックスの澤村拓一は2点ビハインドの10回表二死1・2塁のピンチで7番手としてマウンドに上がり、レンドンのタイムリーとウォルシュの3号3ランで4点を失った(澤村の失点は2)。

エンゼルスの大谷翔平は「3番・DH」でスタメン出場したが、空振り三振、セカンドゴロ、レフトフライ、四球、四球で3打数0安打2四球。2試合ぶりのノーヒットに終わり、今季の打撃成績は打率.230、OPS.684となった。なお、明日行われるレッドソックス3連戦の最終戦で今季5度目の先発登板が予定されている。3連戦の勝ち越しがかかった一戦で好投が期待される。

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