B3優勝のヴェルカ 佐世保でパレード ファンに報告、喜び分かち合う

大勢のファンに祝福されながらアーケードをパレードする長崎ヴェルカの選手たち=佐世保市内

 バスケットボール男子のBリーグ3部(B3)で優勝した長崎ヴェルカの優勝報告会、パレードが5日、佐世保市中心部のアーケードなどであり、選手とファンが喜びを分かち合った。
 長崎ヴェルカは、県内初のプロバスケットボールクラブとして2020年10月に設立。21~22シーズンに初参戦し、通算成績45勝3敗で優勝。来季の2部(B2)昇格を果たした。同市に練習拠点がある。
 島瀬町の島瀬公園で優勝報告会があり、伊藤拓摩監督が「来シーズンはB2からB1へ向けてレベルアップしたい」と抱負。髙比良寛治共同主将は「長崎県全体で長崎ヴェルカ、V・ファーレン長崎というスポーツチームが盛り上がっていけるよう頑張りたい」と語った。
 朝長則男市長は「佐世保、長崎県のチームとして、B1昇格のお祝いができるよう応援したい」と活躍に期待を寄せた。
 この後、県立佐世保東翔高吹奏楽部の先導でパレード。メンバーらは大勢の市民らの祝福を受けながら、アーケードを練り歩いた。


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