トベラのかれんな白い花々が、長崎県佐世保市鹿子前町の長尾半島公園で、潮風に揺られながら咲いている。今月中旬まで楽しめそう。
九十九島ビジターセンターによるとトベラ科の常緑低木。海岸に生育する植物で、直径約1センチの小さな花がいくつも集まって咲く。枝を折ったり葉をすりつぶしたりすると臭うことから、節分に魔よけとして扉(トビラ)に挿したことが名の由来。
宮本博文センター長(55)は「花はとても爽やかな香りがするので、見た目だけでなく匂いも楽しんでもらえたら」と話した。
「トベラ」の花々 潮風にゆらり 佐世保・長尾半島公園
- Published
- 2022/05/06 11:30 (JST)
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