アパートやグランピング、事務所にも…トレーラーハウス新商品 那須塩原、あすまで展示会

新商品のトレーラーハウス「EXシリーズ」。右側が拡張部分

 那須塩原市に工場を構えるトレーラーハウス製造のヒーローライフカンパニー(東京都港区)は7、8の両日、同市埼玉(さきたま)の展示会場で、居住空間を拡張できるトレーラーハウスの新商品「EXシリーズ」を発表する。

 同社の従来のトレーラーハウスは長さ約586センチ、幅約220センチ、高さ約260センチ。EXは設置時、長さ約220センチ、幅約180センチの可動部を脇に引き出すことができ、内部空間が約13平方メートルから約17平方メートルに広がる。従来は利用人員が1、2人だったが、家族など3人以上に用途が広がる。

 移設が容易なトレーラーハウスは建築確認や基礎工事が不要な上、市街化調整区域でも車両として設置できる。工事も電気、ガス、給排水とデッキ部分だけで、短工期で済むことが特長。同社はアパートや、グランピングなどの宿泊施設のほか、事務所、オフィスにも活用できるとしている。

 EXシリーズの本体価格はバス、トイレ、キッチン、エアコンなどが付いて627万円。(問)同社03.5473.0539。

トレーラーハウス「EXシリーズ」の内部。左側が拡張部分
新商品のトレーラーハウス「EXシリーズ」。左側が拡張部分

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