「くちのつポートバザール」初開催 南島原 新鮮な地元産品を一堂に

買い物客でにぎわった「くちのつポートバザール」=南島原市口之津港ターミナルビル広場

 長崎県南島原市の新鮮な野菜や果物など地元産品を一堂に集めた「くちのつポートバザール」が3日、同市口之津町の市口之津港ターミナルビル広場で開かれ、多くの買い物客でにぎわった。
 地域住民の交流や観光活性化に取り組む市民有志の「みなとオアシスくちのつ運営協議会」が地元産品を市内外にPRしようと初めて実施。10の地元事業者が野菜や果物のほか海産物、木工製品などを販売した。タピオカドリンクや唐揚げ、たこ焼き、クレープのケータリングカーも出店した。
 同会の塩田善之会長(66)は「2年前の3月に同ビルが開業したが、コロナ禍でイベント開催を見送っていた。ようやくにぎわいを取り戻せてうれしい。感染防止対策を取りながら今後もイベントを開催したい」と喜んでいた。

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