スコットランド代表MFスコット・ブラウンは、今シーズンいっぱいで現役引退を表明した。
セルティック在籍14年…闘将ブラウンがアバンティーンと選手兼コーチ契約を締結
36歳ブラウンはハイバーニアンやセルティック、アバティーンなどのクラブで19年間787試合に出場し、セルティックでは23個の主要タイトルを獲得、スコットランド代表では55キャップを記録した。アンジェ・ポステコグルー監督がセルティック復帰を示唆する中、ブラウンはコーチ業に専念するため今季でスパイクを脱ぐ決意をしたと、『Record Sport』で語っている。
「選手としてキャリアのピリオドを打つのは非常に難しい決断だったが、来年で37歳になるし監督になるために集中するため引退を表明する時期が来たと思うんだ。一つの章が終わりであると同時に、新たな章の始まりでもあり、将来どうなるか楽しみだ。セルティックで多くのトロフィーを獲得したのは、僕にとってかけがえのない思い出だ。だからタイトル奪還を目指す彼らを嬉しく思う」。
「５万人のファンからベストを尽くせと言われ、選手たちがハドルの中で自分の話に耳を傾けていると思うと、キャプテンとして試合に出るのはとても名誉だった。確かに最後のシーズンは上手くいかなかったが、それだサッカーというものだ。10個のタイトルのうち９個はいつでも取れる。だからこの事は前向きに受け止めなければならない。厳しい時期からも教訓を得ることができるし、みんなもその教訓を活かしたと思う」。
