ゴールデンウィーク最終日で母の日でもある、あす8日(日)の関東甲信地方は、昼間は晴れる所が多い見通し。ただ、多摩西部、神奈川県や山梨県などでは、夕方以降はにわか雨の可能性がある。

あすも空模様の変化には注意

　きょう7日(土)の関東甲信地方は、低気圧が近づいた影響でにわか雨の所があった。ゴールデンウィーク最終日で母の日でもある、あす8日(日)は、高気圧に覆われて昼間はだいたい晴れる所が多くなりそうだ。
　ただ、夕方以降は山沿いや内陸を中心に、寒気の影響で天気は急変する可能性がある。特に東京都多摩西部、神奈川県や山梨県などで不安定な空模様となりそうだ。連休最終日も、空模様の変化に注意が必要。念のため折りたたみ傘を持ち、洗濯物の外干しは、乾いたら早めに取り込んだ方がいいだろう。

朝と日中ともに過ごしやすい気温

　最低気温は平年より高い所が多く、15℃以上の所が多い予想。昼間は22℃前後で、湿度も低めで朝と日中ともに、比較的過ごしやすい気温になる見込み。昼間は脱いだり着たりしやすい服装がよさそうだ。日ざしのもとでは暑く感じられるため、暑がりな場合は半袖でもよさそう。東京都心はきょうと同じくらいで23℃の予想だ。熊谷や甲府では25℃と夏日が見込まれているため、こまめに水分補給をして熱中症に注意したい。

来週は4月に続いてまた梅雨のような空模様

　関東甲信は、この先も頻繁に雨具の出番となりそうだ。あさって9日(月)は前線が近づいて、朝から雲が厚くにわか雨の可能性がある。10日(火)以降も前線や低気圧の影響でくもりや雨の日が多い見通し。雨の多かった4月に続いて、また梅雨を先取りしたような天気となるため、この先は日ざしの出る日を有効に使った方がよさそうだ。

（気象予報士・鈴木悠）