アトレティコが12戦ぶりダービー勝利!カラスコ決勝PK弾でCL出場権獲得に大きく前進

 ラ・リーガ第35節が8日に実施され、アトレティコ・マドリードとレアル・マドリードのダービーが実現した。

アトレティコ、リーグ王者レアルへの花道を拒否 主将オブラク「パシージョは好ましくない」

 首都に本拠地を置くチーム同士が威信を掛けて争う“マドリード・ダービー”が勃発。試合前には前節リーグ優勝を決めたレアルへのパシージョ(花道)をアトレティコが拒否した事で、王座を奪い合う強いライバル関係を示した。アトレティコが試合を優位に進める中、マテウス・クーニャがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。ヤニック・カラスコがゴール右に沈め、40分にアトレティコが先制に成功する。

 ゴール直後はレアルの反撃に苦しんだものの、後半に入ると再びアトレティコのペースに。ショートカウンターで素早く前線につなげ、カラスコのシュートは惜しくもポストを直撃する。UEFAチャンピオンズリーグを見据え主力を温存するレアルに対し、アトレティコは絶妙な時間帯にフレッシュな選手を投入してインテンシティを保つ。最後まで失点を与えなかったアトレティコが、1-0でレアルとのダービーを制した。

カラスコ決勝PK弾でアトレティコがダービーを制す Photo Juan Manuel Serrano Arce

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