西日本と奄美 低温に関する早期天候情報 冷涼な空気流れ込みやすく

 九州北部(山口県を含む)は5日(木)ごろから、九州南部・奄美は7日(土)ごろから、気温が平年より高くなっている。この方面は、向こう5日間程度も気温の高い日が多い見込み。近畿、中国、四国は、あす10日(火)は気温が平年より低いが、11日(水)ごろから14日(土)ごろは、気温の高い日が多くなりそうだ。

 ただし、西日本と奄美は、その後は北からの冷たい空気の影響を受けやすいため気温の低い日が多く、近畿、中国、九州北部(山口県を含む)は15日(日)ごろから、四国、九州南部、奄美は16日(月)ごろからの5日間は、気温が平年よりかなり低くなる可能性がある。このため気象庁は、西日本と奄美に「低温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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