3年ぶり行動制限なし GWに大都市から広島へ 去年の2倍以上

3年ぶりに行動制限がなかったゴールデンウィーク期間中、東京など大都市からの人出が、去年と比べ、2倍以上に増えたことがわかりました。

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広島県は、NTTドコモの分析データを使って、ゴールデンウィーク期間中の県内の人出の状況をまとめました。それによりますと、午後8時時点の広島市中区の繁華街では、1日平均1万人の滞在者がいて、連休前と比べて、「夜間の人出が増加した」ということです。

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また、東京と大阪から県内に来た人の数は、去年の同じ時期と比べ2倍以上に増え、多い時で1日2万人を超えたということです。

湯崎知事は、大都市からの人の流れの増加が県内の感染拡大につながるとして、「今後、注視していく必要がある」という考えを示しました。

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広島県 湯崎英彦知事
「今、できることというのは、やはり、できるだけ不安がある場合は検査をしていただくということ。そういった対応によって、できるだけ感染の広がりを抑えていくように県民のみなさまにはお願いしたい」

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広島県内の新型コロナの新規感染者数は、9日まで2日連続で1000人を上回っていますが、10日も県全体で1000人程度が見込まれていることを明らかにしました。

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