　きょう11日(水)は、北日本はカラッと晴れて、平年を上回る陽気が続く見込み。東日本は雲が多めだが晴れ間があって、大きな崩れはなさそうだ。一方、西日本は午前中を中心に雨が降る見込み。
　さらに、あす12日(木)～14日(土)は、西日本・東日本で大雨のおそれがあり、今後の情報に注意が必要だ。

北日本は青空　西へ行くほど傘の出番

　北日本や新潟では、安定した晴れの天気で空気の乾燥が続く見込み。洗濯日和だが、北海道では空気がカラカラに乾く所もあるため、火の取り扱いに気を付けたい。

　東日本も、雲が多めながら晴れそうだ。ただ、関東や東北南部の太平洋側は雲が取れにくく、ぐずつく見込み。
　一方、西日本は午前中を中心に雨が降り、沖縄と九州南部では、局地的に激しい雷雨となりそうだ。

北日本で夏日も　北と西で異なる体感

　北日本は、きょうも平年を上回る陽気で、札幌や旭川など北海道では25℃を超える夏日になる所もある見込み。カラッとした暑さとなりそうだ。一方、東日本や西日本でも、23℃前後まで上がる所が多いが、西日本では湿度が高めで、少しムシムシした体感になる見込み。

　本州南岸を東進する低気圧など影響で、あす12日(木)から13日(金)は西日本で、13日(金)から14日(土)にかけては東日本で、大雨となるおそれがあり、局地的には警報級の大雨となる可能性も出ている。
　最新の気象情報を確認し、早めに大雨に備えてほしい。

（気象予報士・海老原美代子）