【新型コロナ】ワクチン4回目接種 横浜市は5月下旬から 60歳以上など125万人対象

横浜市役所

 横浜市は11日、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種を今月下旬から始めるとの見通しを明らかにした。60歳以上と基礎疾患のある18歳以上の市民が対象で、3回目接種から5カ月以上経過していれば接種できる。20日から接種券を順次発送する。

 対象者は約125万人。市内約2千カ所の医療機関のほか、集団接種会場(9カ所程度)や大規模接種会場(2カ所)で実施し、外出が難しい高齢者や障害者らには訪問接種も行う。モデルナ社製かファイザー社製のワクチンを使用する。

 事前予約制で、専用のコールセンターやサイトなどで受け付けるほか、郵便局や区役所での予約代行も行う。接種券は基礎疾患の有無にかかわらず3回目を終えた18歳以上の全ての市民に発送するが、接種できるのは対象者だけという。

 市によると、10日時点で3回目を終えた市民の年代別の割合では60代が80.2%、70代が87.1%、80代以上が92.4%となっている。

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