宮崎県内民生委員116人欠員 地域の見守り、住民悩み相談

高齢者宅を訪問して体調などを気遣う県民生委員児童委員協議会の長田一郎会長(左)。担い手確保に向け「やりがいなど魅力のアピールに力を入れたい」と話す=宮崎市瀬頭2丁目

 地域の見守りや住民の悩みなどの相談に応じる宮崎県内の民生委員が、116人欠員となっている(3月31日時点)。定年退職後も働き続ける人が増えたことによる担い手不足や地域コミュニティーの希薄化などを背景に、なり手の確保は年々難航。今年12月には3年に1度の改選を控え、関係者は「制度の周知や魅力のPRが必要」と訴える。

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