新型コロナ県内は408人 今後マスクはどうする? 大分

 12日の新型コロナの新たな感染者は408人でした。11日、政府はマスク着用について、屋外で十分な距離がある場合は外すことを奨励すると発表しました。感染者数が高止まりを続ける中、県民はマスクを外すことについてどう捉えているのでしょうか。

 年代別で見ると、多い順に10代が80人、20代が77人、30代が70人、40代が59人などです。市町村別では大分市が171人、次いで日田市が46人、中津市が45人、別府市が40人などです。新たなクラスターは日田市の地域スポーツクラブと大分市の高齢者施設の2件で発生しています。重症者の数は11日と変わらず2人です。11日、松野官房長官が会見で特に気温・湿度が高い時は、熱中症のリスクが高くなることから人との距離が取れる前提で、「屋外では必ずしもマスク着用は必要ない」との認識を示しました。これに対し県民は・・・

街の人インタビュー:

「人に会わない時はマスクしてません。ただ駅とか人に会うとき例えば昼間歩く時は人に会うのでマスクする」
街の人インタビュー:
「今からの時期暑くなるので外にいるだけで息苦しいので外したいが外していいよとなっても予防のためにし続ける」

街の人インタビュー:
「海外の人たちは取ってる生活が当たり前になっているので日本でもそういう生

活が当たり前に出来る環境になればいい」

 一方で大分大学附属病院の平松和史先生は人と十分な距離がある場合にマスクを外してもいいという

ことはこれまでも言われていて、感染対策の緩和ではないと強調しました。

平松先生インタビュー:
「線引きするならしゃべるかしゃべらないかが一番だと思う。大分でいう普通に通勤する時、例えば駅から会社まで歩くときに黙って歩くのにマスクが必要かと言われるとおそらく必要ない」

 ただ、各自の判断でマスクを外す際には注意が必要と話します。

平松先生インタビュー:
「飛沫がどういうシーンで飛びやすいかどういうシーンで感染しやすいかというのを同じような知識を持っていれば/同じ考え方で動くことが出来るがずれが出ると言い争いみたいになってしまうので正しい知識を同じように持つのが重要かなと思うがそのことが難しいと思う」

 県は屋外で会話をする際はマスクの着用するか、2m以上の距離を取ること。会話をしない散歩や通勤の際はマスクを外してもよいとしています。[(https://youtu.be/nJgyKnsKzls)

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