ピケがESL構想反対を表明「クラブに逆らう事になるけど…」

 バルセロナのジェラール・ピケは、欧州スーパーリーグ(ESL)に反対するスタンスを示した。

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 昨年に12のビッグクラブによる新リーグ設立で物議を醸したESL構想は、各方面から多くの批判を浴び同年に複数チームが撤退を表明したことで事実上崩壊に。しかし、レアル・マドリード、バルセロナ、ユベントスの3クラブはESL構想から撤退しておらず、欧州サッカー連盟(UFFA)と緊迫した状態が続いている。  

 元マンチェスター・ユナイテッドのギャリー・ネビル氏と対談した『ザ・オーバーラップ』でESLの話題になったピケは、「メディアはESLを支持するさまざまな人々によってコントロールされている」と独自の見解。「スペインではイギリスと同じように見られていない。僕の意見では、ビッグクラブだけ利益を得るからESLはサッカーを破壊する事になる」と反対の姿勢を示した。

 続けてピケは、「レアルとバルサは正しい方法でプレーしているとは思えない。これはクラブに逆らう事になるけど、バルサやレアル、ユーベの立場は理解できる」と言及。「だけどファンにとっては最善の方法だとは思わない。プレミアが最高であるのは明らかで、イタリアはスペインより少し悪い。スペインは90年代に比べて少しはマシになったよ」と各リーグの現状を分析した。

ピケがESL構想に反対の姿勢を示す Photo Juan Manuel Serrano Arce

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