アメリカのゲーム開発会社「エレクトロニック・アーツ（EA）」は国際サッカー連盟（FIFA）とのライセンス契約終了に伴い、人気サッカーゲーム『FIFA』シリーズは2023年から『EA Sports FC』に変更すると発表した。
EAは11日に、FIFAと新たな契約の合意が至らず30年近く続いていた『FIFA』シリーズの終了をアナウンス。2023年から『EA Sports FC』という新しいフランチャイズに置き換えると伝えた。一方でリーグ、選手、スタジアムの命名権などは引き続き保持されるようで、『EA Sports FC』でも使用していく模様。「1万9000人以上の選手、700以上のチーム、100以上のスタジアム、30のリーグなど、数十年にわたって投資を続けてきた独自のライセンスポートフォリオもEA Sports FCとして独自に存在していく。各リーグのパートナーシップも継続的に展開していく」と言及した。
またEAは、『EA Sports FC』が「革新、創造、進化」を提供する機会になると主張。ゲームがどのように変化するかは未だ定めていないものの、「アルティメットチーム、キャリアモード、プロクラブ&VOLTAフットボールを含んだ素晴らしい体験ができるだろう」と強調している。
