東日本や西日本の太平洋側では14日(土)の朝まで非常に激しい雨や雷雨になる所があり、大雨に警戒が必要だ。14日(土)の日中は北陸や北日本の日本海側で雨が降りやすくなるが、15日(日)は晴れ間のでる所が多い見込み。ただ、関東など東日本や北海道の天気は変わりやすく、にわか雨の所がありそうだ。

◆土曜日の天気

　前線や低気圧などの影響で、きょう13日(金)は広い範囲で雨が降っている。

　あす14日(土)の朝までは太平洋側で非常に激しい雨や雷雨となり、大雨になる所がありそうだ。

　関東の沿岸部では昼前まで雨が残る所があるが、まとまった雨雲は次第に東へ抜けるため、午後は晴れ間のでる所が多い見込み。

　ただ、北陸や北日本の日本海側では別の雨雲がかかり、昼過ぎまで雨が降りやすくなりそうだ。また、前線がかかる沖縄では、夜にかけて雨が続く見通し。

　日中の最高気温は太平洋側ではきょうより上がる所が多く、汗ばむ陽気となりそうだ。鹿児島では28℃、東京や高知では27℃、仙台でも25℃まで上がって、7月並みの暑さとなる見通し。

◆日曜日の天気

　15日(日)は前線が南下し、本州付近は高気圧の圏内となるため、晴れ間のでる所が多くなりそうだ。

　ただ、関東周辺や北海道はやや不安定な天気で、午後は所々で雨が降る見込み。

　日中の最高気温は関東から西では23℃前後、東北や北陸では20℃前後、北海道では15℃前後で、平年並みの所が多くなりそうだ。

(気象予報士・多胡安那)