マスクの着用などを巡り臼杵市議会などを訴えていた元市議会議員が、訴訟を取り下げたことが分かりました。
若林純一元議員は、市議会の本会議や委員会でマスクを着用しなかったため、発言が認められませんでした。
「表現の自由を侵害している」として、マスクを着けずに発言する権利と、慰謝料100万円を求めて2021年11月、市と市議会を訴えていましたが、5月9日付で訴えを取り下げました。若林元議員は、先月の市議選で、21人の立候補者のうち最下位で落選しています。
若林純一 元議員
「落選することによって、議会で発言するという機会を失ったので、訴訟の大きな目的の1つがなくなった」
今後は、引き続きマスクの不必要さを訴える活動を続けていきたいとしています。