【新型コロナ】13日の神奈川、2012人感染 クラスター病院や施設の3人死亡

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で13日、3人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女2012人の感染が新たに確認された。

 横浜市内で亡くなった3人はいずれも既にクラスター(感染者集団)が確認されている病院の入院患者や施設の入所者だった。

 市によると、高齢者グループホームに入所していた70代女性は5日に陽性が判明。施設内で療養していたが、11日に亡くなった。死因は調査中。同施設では職員3人を含む計7人の陽性が確認されており、死者は初めて。

 戸塚共立第1病院(戸塚区)に入院していた70代男性は4月24日に陽性が確認され、5月8日に多臓器不全で亡くなった。同病院では職員1人を含む計8人の感染が判明、死者は初めてという。

 老人保健施設に入所していた90代男性は、4月5日に陽性が判明。徐々に状態が悪化し、24日に新型コロナで亡くなった。同施設では職員2人を含む計21人の陽性が判明しており、死者は初めて。

 県は新たに117人が自主療養したと発表した。自主療養の累計は2万5165人となった。

 県は県内米軍基地での3~9日の1日当たりの平均新規感染者数を公表した。横須賀基地(横須賀市)9人、キャンプ座間(座間、相模原市)0.9人、厚木基地(大和、綾瀬市)3.4人だった。外務省から情報提供があった。

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