都城市で酒店を営む平瀬修さん(71)は、選挙ポスター掲示板の廃材を使ってペットのふん放置防止を呼びかける看板を作っている。所属する妻ケ丘地区まちづくり協議会(堀川渉会長)の環境安全部会から頼まれた。
10年前に作成した看板が古くなったため、絵が得意な平瀬さんが更新を頼まれた。市選管に頼み今年1月に開かれた市議選ポスター掲示板の廃材を入手。知り合いの工務店に1枚縦36センチ、横45センチで切ってもらった。
その後、仕事の合間を見て1枚ずつ筆で手書き。同協議会の「つまっぽ」や市の「ぼんちくん」などキャラクターを水性ペンキで描き「ふんは持ち帰ろう」などの文言を書き入れている。5月末には約40枚が完成予定。
各地区に2枚ずつ配り、児童公園などに掲示してもらう。平瀬さんは「ペットのふん放置に悩む住民の声をたくさん聞いている。看板が少しでも防止につながれば」と話している。
「ふん持ち帰ろう」看板に 選挙用掲示板を再利用
- Published
- 2022/05/14 20:21 (JST)
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