宇都宮の街なかで熱戦 3x3バスケ世界大会

広場に設置されたコートで熱戦を展開する選手たち=14日午後0時40分、宇都宮市馬場通り4丁目

 3人制バスケットボールの世界大会「FIBA3x3(スリーエックススリー)ワールドツアーうつのみやオープナー2022」の予選リーグが14日、宇都宮市バンバ市民広場で行われ、世界の強豪チームが熱戦を繰り広げた。会場に詰めかけた延べ約1万1千人のファンが、目の前で繰り広げられるハイレベルなプレーに酔いしれた。

 予選は各3チームのリーグ戦で争い、本県の宇都宮ブレックスはリマン(セルビア)、シャケイ(リトアニア)と対戦。惜しくも2敗を喫し、15日の決勝トーナメントに進出できなかった。

 リマンとの初戦は中盤で、斉藤洋介(さいとうようすけ)が2点シュートを連続で決めるなど接戦となったが、終盤で突き放され17-22。シャケイ戦は好調な立ち上がりでリードを奪ったが、4連続失点などで徐々に押し込まれ16-22で逆転負けした。

 主将の斉藤は「世界の強さを肌で感じた。負けてしまったが、地元の応援や盛り上がりが力になった」と話した。

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