横浜で3年ぶり飢餓撲滅ウオーク ゲストの小椋久美子さんがお見送り

小椋さんが手を振る中、出発する参加者=横浜市西区

 世界中の子どもたちの飢餓撲滅を目指すチャリティーイベント「WFPウォーク・ザ・ワールド」が15日、横浜市西区の臨港パークをメイン会場に開かれた。家族連れなど約2700人が参加し、横浜・みなとみらい21(MM21)地区や観光スポットが点在する中区を巡った。認定NPO法人「国連WFP協会」の主催。

 同ウォークは2005年に始まり15回目。参加費の一部が開発途上国の学校給食支援に充てられる参加型のチャリティーイベントで、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で3年ぶりの開催となった。今回は、約8万4千人の子どもを支援できるという。また会場では、国連世界食糧計画(WFP)によるウクライナ緊急支援なども紹介し、募金を呼びかけた。

 参加者は5キロと10キロのコースに分かれ、臨港パークを出発。ゲストの元バドミントン北京五輪代表、小椋久美子さんが手を振り見送る中、タオルを首にかけた参加者らは「頑張ります」などと小椋さんに声をかけながら、歩き出していた。

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