全日本ボート選手権 男子軽量級ペア 小野・上原組(チョープロ)V

男子軽量級ペアでトップゴールした小野(右)・上原組(チョープロ)=海の森水上競技場

 ボートの第100回全日本選手権は12~15日、東京都江東区の海の森水上競技場(2000メートル)で行われ、長崎県勢は男子軽量級ペアの小野紘輝・上原信太郎組(チョープロ)が7分8秒19で優勝を飾った。同ダブルスカルの一瀬瑞樹・加納劍武組(同)も5位入賞した。
 昨夏の東京五輪の会場で男女計17種目を実施。小野・上原組は決勝で好スタートを切り、2位の富山国際大と熱戦を展開した。中盤に一度はトップを譲ったが、残り500メートルで抜き返し、最後は2秒近くの差をつけた。
 県勢はこのほか、長崎明誠高出身の一瀬卓也がバウを務めたNTT東日本が男子エイトで優勝。大村高出身の山﨑明音と大村城南高出身の古賀南奈子が乗った女子エイトの仙台大は4位に入り、大村高出身の樋口莉胡(明大)も女子軽量級ダブルスカルで4位、同校出身の松尾美里(富山国際大)が女子4人スカルで6位入賞した。


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