全日本重量挙げ選手権 男子81キロ級で山口(虹の原特支職)銀 種目別スナッチは1位

81キロ級トータルで2位に入った山口(虹の原特支職)。スナッチは1位だった=愛媛県新居浜市民体育館(日本ウエイトリフティング協会提供)

 重量挙げの全日本選手権は4月28日~5月1日、愛媛県新居浜市民体育館で行われ、長崎県勢は男子81キロ級の山口洋文(虹の原特別支援学校職員、諫早農高出身)がトータル315キロで銀メダルを獲得した。スナッチは145キロで1位、ジャークは170キロで4位だった。
 山口は昨年大会、89キロ級でトータル323キロの2位に入っている。今回は一つ階級を下げて挑戦した中で2位に食い込んだ。
 山口はスナッチの2回目に145キロに成功。原勇輝(自衛隊)も同記録で並んだが、先に成功した山口が種目別1位を勝ち取った。続くジャークは160キロ、165キロ、170キロと3回とも成功。トータルで原に10キロ及ばなかったものの、3位に19キロ差をつけた。
 県勢はこのほか、男子102キロ級に出場した吉岡直哉(KMT、西彼農高出身)がトータル265キロ(スナッチ120、ジャーク145)で7位だった。

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