食で障スポ盛り上げ 栃木県庁昭和館のレストランでコラボランチ

提供が始まったコラボランチ=16日午後、県庁昭和館

 第22回全国障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ大会」リハーサル大会の開催に合わせ、栃木県庁昭和館2階の「ふくしレストランCIAO(チャオ)」で16日から、特別ランチメニューの提供が始まった。日替わりで1日限定約20食を用意する。

 リハ大会は21、22の両日に県内各地で開かれる。障害者らが働く同店が特別ランチメニューの提供を企画。県が発行した「勝利を目指すアスリートのレシピ」を活用し、エネルギー量や衛生管理に配慮したメニューになっている。

 同店の看板メニュー「旬菜プレート」をアレンジ。16日は赤魚の香味焼き、肉じゃが、ほうれん草のごまあえが並んだ。17日は熟成豚とごぼうの甘辛炒め、かき揚げ、ブロッコリーのサラダ。18日以降はハンバーグやサケの照り焼きなど。

 提供は午前11時~午後1時半で、1食780円。一般市民も利用でき、事前予約にも対応する。期間は20日まで。

 同店サポートスタッフの金敷貴子(かなしきたかこ)さん(54)は「県産野菜をなるべく使っている。食から大会を盛り上げていきたい」と話した。

提供が始まったコラボランチ=16日午後、県庁昭和館

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