不要スマホケースでロマンスカー「再現」 箱根・ユネッサンにモザイクアート

スマートフォンケースを回収して作るモザイクアート=15日、箱根町二ノ平

 不要になったスマートフォンケースを回収して作品の材料として使う参加型アートの制作が、箱根小涌園ユネッサン(箱根町二ノ平)で行われている。スマホアクセサリーの企画・販売を行うHamee(ハミィ、小田原市)と小田急電鉄との共同企画で、6月27日まで参加を募っている。

 作品は、今年3月に定期運行を終了した小田急ロマンスカー・VSEをかたどったモザイクアート。パネルには約500個のスマホケースがセット可能で、回収後は海老名市のロマンスカーミュージアムに展示する予定。

 回収の対象になるのは、不要になった同社製の「iFace First Class」。同園に持参すると、1個につき1人分の水着エリア入場料が無料になる。

 同園担当者は「使わなくなったケースをぜひ活用させて」と呼びかけている。問い合わせは、同園電話0460(82)4126。

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