「イーサ」に移転 諫早バスターミナル業務開始

諫早駅東口公共交通広場に面した新しいバスターミナル(右)=諫早市

 長崎県諫早市永昌東町の諫早駅前にあった諫早バスターミナルが同駅再開発ビル「イーサ」1階に移転し、16日、窓口業務を始めた。
 1969年の1巡目長崎国体に合わせて建設された旧ターミナルは50年以上が経過し老朽化。新ターミナルでの業務開始に伴い、同駅東口公共交通広場には県営バスや島鉄バスなどの乗り入れも始まった。同広場は9月の西九州新幹線開業に向け市が整備し、4月末に供用開始していた。バリアフリーにも対応した駅直結のターミナルで、バスと鉄道の相互乗り継ぎの利便性向上が図られる。
 ターミナルを所有する県交通局によると、県営バスや島鉄バスなど1日約630便(平日)が運行。旧ターミナル時代の1日当たりの平均乗降客数は延べ約2100人(2020年度)。


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