紳士服大手のコナカ(横浜市戸塚区)は、アウトドアの最新情報を配信するポータルサイト「やまDX(ディーエックス)」を開設した。
新型コロナウイルス禍で登山などの人気が高まる中、最新技術を使い消費者ニーズに合わせた情報を配信、新規顧客獲得を図るのが狙い。アウトドア初心者向けの情報発信から始め、段階的にコンテンツを充実させ、VR(仮想現実)やAI(人工知能)などを融合した業界唯一のポータルサイト実現を目指すという。
同社は、アパレル業としてDX(デジタルトランスフォーメーション)化に取り組んでいる。同サービスは、事業の多角化や個人のスキルアップを目的に、社内プロジェクトを実施して採用された。
担当者は「やまDXは、山とDXを掛け合わせている。デジタルコンテンツを充実させ、情報提供に尽力したい」と話している。