ロッキーズが対ジャイアンツの12連敗をストップ クロンが決勝弾

【ジャイアンツ3-5ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

ロッキーズは2対3と1点ビハインドで迎えた8回裏に一死2塁のチャンスを作り、ヨナサン・ダーザが同点タイムリー。さらに次打者C・J・クロンが10号リーグ一番乗りとなる勝ち越し2ランを放ち、5対3で勝利した。これにより昨年8月から続いていた対ジャイアンツの12連敗がようやくストップ。ロッキーズ3番手のタイラー・キンリーが今季初勝利(0敗)、4番手のダニエル・バードが今季10セーブ目をマークし、ジャイアンツ2番手のホセ・アルバレスが今季初黒星(1勝)を喫した。

初回にチャーリー・ブラックモンの6号ソロとブレンダン・ロジャースのタイムリー二塁打で2点を先制したロッキーズだったが、先発のカイル・フリーランドが2回表にマイク・ヤストレムスキーのタイムリーなどで2失点。4回表には一死3塁からダリン・ラフにライトへの犠飛を打たれ、ジャイアンツにリードを奪われた。

しかし、ロッキーズは粘りを見せ、8回裏先頭のコナー・ジョーがレフトへのヒットで出塁。ここでジャイアンツは先発のローガン・ウェブを諦め、2番手のアルバレスを投入したが、ロッキーズはブラックモンの犠打で一死2塁のチャンスを作った。そして、ダーザのタイムリーとクロンの10号2ランで一気に逆転に成功。9回表をクローザーのバードが三者凡退に抑え、ついに対ジャイアンツの12連敗をストップしたのだった。

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