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長崎市立諏訪小(山﨑直人校長、412人)の児童が11日、同市魚の町にある「チョコレートハウス」の工房「スペクタクル ラボ」で、ショコラティエと一緒に長崎とチョコレートの歴史を学びながら作った。
1797年、西洋から出島に持ち込まれたことから長崎は「チョコレート伝来の地」として知られる。同社はチョコの製造・販売を手がけ、JR長崎駅や佐世保市のハウステンボスなどで販売。今回、チョコ作りを通して長崎とチョコの関係を知ってもらおうと、初めて児童向けの体験学習を企画した。
6、9、11の3日間あり11日は3年生13人が参加。種類や、溶かして固める時のテンパリング(温度調整)などの技法を学び、容器にチョコを塗って作った。店側が冷やして仕上げ、後日、子どもたちに完成品が渡される。
髙比良恭輔君(8)は「容器からはみ出たチョコを取るのが難しかった」と感想。室るなさん(9)は「チョコはお母さんと一緒に食べたい。ホワイトチョコを今度作ってみたい」と笑顔を見せた。