路面電車に乗り、サイコロで出た目だけ電停をたどるイベント「路面電車DEすごろく~長崎のまちをうろんころん~」が15日、長崎市内であった。小学生以下と保護者ら計300人が楽しんだ。
長崎青年会議所が市内の魅力を再発見してほしいと初めて開催。同会議所まちづくり委員会の浦川翔平委員長は「コロナでなかなかお出かけできない家族も、うろんころん(うろうろ)して楽しんでほしい」と話した。
赤迫-崇福寺の11電停を、すごろくの升目に設定した。参加者はサイコロを振って出た目に従って電車で移動。長崎ブリックホールが近い茂里町ではピアノの音当てクイズ、県営ビッグNスタジアムが近い大橋では的当てゲームなど各電停で課題に挑戦し、合計点を競った。
参加した市内の山本紗愛(さえ)さん(9)は「的当てが楽しかった」と笑顔。一緒に参加した芦塚玲桜(れお)さん(20)は「長崎市の歴史や方言も知れて良かった」と話した。