バターの保存方法は?冷凍保存のポイントと解凍方法

バターの保存方法は?冷凍保存のポイントと解凍方法

難しいバターの保存

みなさんはバターの保存ってどうしてますか?保存方法に迷いませんか??難しいですよねぇ。 常温保存がNGなのは当然ですが、冷蔵保存なのか?冷凍保存できるのか?冷凍した場合の解凍方法は? 今回は、バターの保存方法についてご紹介します。

賞味期限はどのくらい?

正直なところ、私はバターの賞味期限を見て購入することがないです。すごい勢いで消費してしまうので、期限が切れることは、病気にでもならない限りないと勝手に自負してしまっているもので(笑)。 つい昨日、届いたバターの期限を確認してみたら、4か月弱ありました。 4か月。長いようですが、これは未開封での場合です。 開封済みのバターは酸化や乾燥が進行するため、2週間~3週間くらいで使い切ったほうがいいとされていることをご存じでしょうか? 2週間。450gのバターを使い切るには短いと感じる人が、一般的には多いと思います。 例えば、バレンタインからホワイトデーまで1か月。バレンタインのために用意したバターで、ホワイトデーのお菓子を作るのは無理なんです。それって、つらい。 でも、それを可能にするのが冷凍保存。冷凍するとバターが長持ち!!

バターの冷凍保存方法

バターを冷凍保存する方法は2パターンあります。

未開封のまま大きなブロックで冷凍する方法

購入したバターは銀紙で包んであるかと思います。その上からラップで包んで、密封容器や保存袋(袋の場合は空気を抜く)に入れてから冷凍。

保存期間:半年程度は保存できます。 *賞味期限の問題や冷凍庫の扉の開閉頻度の差もありますので、自己責任でお願いします。できるだけ早く使用することをおすすめします。

小分けにする方法

包丁などで使い勝手のよい大きさにカットし、1つずつラップ。その上からアルミホイルで包む。密封袋に入れて冷凍。

保存期間:1か月くらいを目安に使い切る方がいいように思います。小さくカットすると空気に触れる面積が増えるので、品質の劣化が早くなる原因になります。

解凍方法

解凍は冷蔵庫で。自然解凍は控えたほうが安心です。 一度解凍したものは、再冷凍せずに使い切ってください。

気をつけたいにおい移り

バターは、においを吸収しやすい食品。 他の食品のにおいが移ってしまったり、冷蔵庫独特のにおいがついてしまったり。風味を楽しむのもバター料理の魅力なのに、それが悪臭になっては大変です。 そうならないように、きちんとおいしく保存しなくてはなりません。 冷凍保存はにおい移りに関しても優秀。冷凍庫では菌が活動できないため、においも発生しにくいのです。

バターがたくさん使いたくなる!?おすすめアイデア

一度開封したバターは、早く使い切るのがおいしくバターを楽しむための鉄則。 そのために、お気に入りのバターケース(保存容器)に入れてみるのも一つの方法。ついつい使いたくなります。 ほうろう・ガラス・木・プラスチック。いろんな材質でおしゃれなもの。どれもこれも欲しくなります。 バターナイフも一緒にそろえると、よりテンションが上がりそうですよね♪ 私が使っているのは、ほうろうのもの。ふたが木製になっている“野田琺瑯”のバターケースを使っています。 ふたがカッティングボードになるのでとっても便利で、450gのバターがすっぽり入るのが何より気に入っています。

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バターには良質な栄養素がたくさん!

バターいっぱいのお菓子って高カロリーで体に悪そうって思いがちですよね。バターは10gで約75kcal。残念なことに高カロリーに嘘はないです。 でも、それだけではなく、女性にすっごく魅力的な栄養素も含まれています。 バターには良質な乳脂肪がたっぷり。それに、皮膚や粘膜を健康に保つ働きをしてくれるビタミンAも含まれていて、肌をきれいにしたり視力維持にも役立つんですよ。

バターを上手に使いこなそう!

バターを上手に保存しておくだけで、お菓子作りやパン作りの幅がぐっと広がるように思います。 ぜひ冷凍庫を利用してバターを上手に保存してみてください。

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