広島・福山市で地域を盛り上げようと、住民が育てているバラが、見ごろを迎えています。
穏やかな海をバックに色鮮やかに咲き誇るおよそ200本のバラの花…。瀬戸内海を望む小高い場所にある「田尻ばら園」です。
アンズ、菜の花で知られる福山市田尻町は、「花の街 田尻」をめざしています。
地域住民は、観光名所にしようと、2011年から耕作放棄地だった土地を整備してバラ園を造り、花を増やしてきました。
住民が協力して人を呼び込もうとする取り組みに、今では県外から多く人が視察に訪れるほどになりました。住民が情熱を注いだ成果は人を集めることになり、着実に花を咲かせています。
訪れた人
「海を背景にバラを見る、とまた余計、きれいだと思って」
田尻ばらの会 藤井勝久会長
「これからさらに充実したバラ園をめざして努力をしていきたいと思っています」
田尻ばら園のバラは、今月いっぱい楽しめるそうです。