鎌倉市、市内3海水浴場3年ぶり開設へ 7月1日から8月末まで 感染状況落ち着き判断

鎌倉市の由比ケ浜海岸(資料写真)

 鎌倉市は20日、材木座、由比ガ浜、腰越の市内3カ所の海水浴場を今夏、開設すると発表した。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、昨年と一昨年は休場しており、3年ぶりとなる。

 期間は7月1日から8月31日までの午前9時から午後5時まで。市によると現状、感染状況が比較的落ち着いていることや、感染拡大の際には休場することなどとし、地域住民との合意が得られたことが理由という。

 海の家は感染予防対策を徹底。まん延防止等重点措置や緊急事態宣言が発出された場合には、県の要請内容を守るよう努めるほか、休場要請があった場合には速やかに応じることも確認されている。

 市は「地域住民の生活環境との調和を図りながら、誰もが快適に安全・安心に利用できる海水浴場を確保するための取り組みを実施していきたい」としている。

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