横浜花博「有料入場1千万人の想定は適正」 山中市長答弁

山中竹春市長(資料写真)

 横浜市会第2回定例会は20日、本会議を開き、青木亮祐(自民党・無所属の会)、渡邊忠則(同)、横山勇太朗(同)、梶尾明(立憲民主党)、佐久間衛(同)、久保和弘(公明党)、荒木由美子(共産党)の7氏が一般質問に立った。

 旧上瀬谷通信施設跡地(同市瀬谷区、旭区)の土地区画整理事業における環境保全について、山中竹春市長は「和泉川や既存樹木を生かした公園整備を進める。新たな都市農業を展開し、自然と調和したまちづくりを行う」と答弁。国際園芸博覧会(花博)で想定する有料入場者数を見直す必要があるという指摘には「首都圏の後背人口から1千万人は適正な規模」と述べた。

 道路拡幅により伐採が計画されている海軍道路(同市瀬谷区)の桜に関しては「老木化が進んでいることから、国際園芸博覧会や将来のまちづくりを契機に新たな桜並木に再生する」とし、新たに整備する公園内に多様な桜を植栽して、桜の名所作りを行う方針を説明した。

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