旧車や名車集う「フレンチ・トースト・ピクニック」5月22日、福井県で開催 ベルトーネ社デザイン10台展示、あわら市金津創作の森

フレンチ・トースト・ピクニックで披露される「アルファロメオ モントリオール」(手前)と「リトモ・カブリオ」=福井県あわら市金津創作の森

 国内外の名車や旧車が集まるイベント「フレンチ・トースト・ピクニック(FTP)2022」が5月22日、福井県あわら市金津創作の森で開かれる。ベルトーネ社(イタリア)がデザインした10台を展示する。

 FTPは、県内外の自動車愛好家でつくる実行委が1999年から企画しており、21回目。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。

⇒クラシックカー好き整備士が福井に夢のショールーム

 今年はベルトーネ社デザインの「シトロエン BX」が生誕40周年であることから、赤色のBXや生産台数976台の「マツダ ルーチェ・ロータリークーペ」(1969年製)、石川県の日本自動車博物館が所蔵する「フィアット リトモ・カブリオ」(1984年製)など、ベルトーネ社がデザインした10台を展示する。

 フランス車やイギリス車が、福井県のあわら温泉街や北潟湖畔など約40キロを周遊する恒例の「ピクニックラリー」も企画され、全国から約80台が集結する。欧州雑貨や旧車のカタログ、車関連のアクセサリーを販売するマーケット、食のブースなど約20店が並ぶ。

© 株式会社福井新聞社